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苗土を自作

5年以上かかるかも知れませんが、苗土の自作を始めました。ふるいにかけた山林の土(砂礫)が手に入ったので、これまで畑でしてきたように刈草で土を作ります。農家は苗土を拵えることができてはじめて一人前だと思うので、ようやくその第一歩です。

はじめは殆ど無機質。

苗床にしながら気長に土作りです。農業の基本ってあってないようなものなので、自分なりのやり方を探します。

秋の草刈り

あたりは金木犀の香り。風が心地よく、山登りに来た感じです。

できるだけ積み上げて、ロープでタイダウン。これを年間30車で土作り。

 

畑のようす〜10月上旬〜

整体に通うようになってじき2ヶ月。坐骨神経痛はやわらぎ、改善する方向には違いないのですが、農作業をすると決まって腰に痛みがでます。とにかく疲れやすく、周囲の草刈りだけで一杯一杯、ピクルスの仕込みもあって、作物の手入れまでなかなか至りませんが、その分、嫁が奮闘してくれるので助かっています。

昨年に続いて二作目の小豆。今年は充分取れる予感がします。おぜんざいが楽しみ。

本日出荷の生鮮

新生姜の収穫が始まりました。自家採種が功を奏して、例年より1ヶ月早めることができました。驚くほど柔らかいので、新芽のぷっくりしたところを厚めにスライスして味噌をつけると爽やかないいあてになります。千切りにしてきんぴらにするのもおすすめです。たっぷり食べられますよ。我が家では太白ごま油と味醂と薄口醤油。好みで鰹節を振っていただきます。

ニラは今が一年で一番きれいかも知れません。ナスも今が旬、揚げても蒸してもふわとろです。

この時期は意外なほど草の伸びる勢いが加速します。雨も多いです。胸の高さまでわさわさ茂っております。

透明感のある、ほやほやの新生姜。皮も柔らかいので剥かないでくださいね。タワシで擦ると傷だらけになりますので、晒しで優しく土だけを落としてください。

早めに咲いたものがはや色褪せてしまってます。来年から草刈りのタイミングをもう少し遅らせれば、盛りがもっと綺麗になるのではないでしょうか。

穂紫蘇の季節となりました

朝露の中、チョキチョキ収穫。鳥の鳴き声がします。カラスは遊んでいるのか、まだ熟さない柿を落とします。気の休まる暇のない夏が終わり、やっとこの季節になりました。もう台風来ませんように。私は秋が一番好きです。

工房に戻ったら早速仕込み。これまでは立ちっぱなしの作業でしたが、坐骨神経痛を患った今ではとても無理です。バランスボールに座り姿勢を正して検品。時には立ち上がってみますが、たまらず直ぐにまた座る。ストレッチをしつつ気長に続けます。接骨院で、

「川谷さんはまだ若いですからね。大丈夫、取り戻せますよ!」

と、言ってもらえたことが嬉しい。近頃は「もう歳ですからね、無理もないですよ」の方がほとんどなので。(例えば老眼とか)

どのように歳を重ねていきたいのか、改めて考えます。年齢や状況、もしくは制約によって、やれる事やれない事は出てきますが、諦めたくないことのために何を諦めるか、、、私はここに宣言します。毎日の晩酌を辞めます。

一日汗をかいた後のビールはたまらなく美味しいし、心身ともにほぐれるように思うけれど、その実はどうなのかなと感じていたここ最近。腰回りについたお肉がとれないようになってきたことも気になります。とにかく、いろんなことを整理してもっと身軽になりたい。

これまで幾度となく挑戦するも、失敗してきた試み。今回ばかりは宣言することで、有言実行のプレッシャーのもと、完遂したいと思います。整体に通う新たな出費を捻出するためには、何かを捨てなければならないのが現実ですし。

ところで今日は週末、一仕事終えて日暮まで間があったので近所のダム湖へ一服しに行ってきました。ホットコーヒーをタンブラーに入れ、途中、アイスクリームとロールパン、それにポテトチップスを仕入れて。お酒を断つとカフェインと甘いものが余計に欲しくなるのは気になるところです。

この奥には大川村、そして旧本川村が存在し、背景には石鎚の山々が連なります。

最近出荷の生鮮

ゴーヤが取れ始めました。苦すぎることはないので、塩揉みをしなくても大丈夫。スライスして青ゆずや丸ブシュカンを搾っていただければ、とても爽やかです。

台風によるダメージから回復に向かい、ナスはこれからが本領です。

最近出荷の生鮮

 高知ならではの鰹のたたき。我が家においては、薬味を存分に楽しむための料理です。玉ねぎ、ネギ、ニンニク、大葉、そして今回は丸ブシュカン(3年前に植えて初の収穫)。風呂釜から熾をとってきて、その時々で山椒や梅、茶の木の剪定した枝あったり、裏山から切り出しておいたとっておきのニッケイや台風で落ちてきた楠の枝、特になければ、杉や檜を細かく割ったものや刈草を焚べて燻しながら焼きます。草木それぞれのいい香りがして、大変でも山の暮らしと農業をやってきて良かったと思えるひとときです。