お世話になっている農機屋さんからお声がけいただき、中古のチッパーを手に入れることができました。刈り払い機での細断は体力的にいよいよ無理だなと思っていたところでした。
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畑のようす〜7月上旬その2〜
畑のようす〜7月上旬〜
腰痛がマシになったならとにかく草刈り。埋もれたところを復旧させ、刈草を敷いてようやく人心地着きました。キュウリが順調に育っています。仕込みもスタートしました。
ズッキーニは例年、生育のピークに梅雨真っ只中となり満足に実がつかないので、今年は種まきを2週間ほど遅くしました。6月早々に梅雨入りして下旬からは晴れ続き、いよいよ収穫開始と期待していたのですが、気温が上がりすぎなのか、調子が思わしくありません。何なら、すでに終盤の様相です。スタートを早めようが遅らせようが終わりは同じということかもしれないですね。
(黄色ズッキーニが部分的に緑色になるのは、これまで生育終盤に起こる現象でした)
この春は作付けが遅れて少なかったので(獣対策や支柱作りのため)、生鮮の出荷は限られ、レタスも早々に終了してしまいました。いずれにせよ気温が上がりすぎです。
さて、最近また我が家に入り浸っている半野良ちー坊。あるとき彼女を連れてきました。とても綺麗な黒猫で、警戒心が強くあまり居着いてくれそうにありません。いつか子猫を連れてきてくれたらなと期待しているのですが。
先日は久しぶりにウサギを獲ってきて自慢してくれました。食べ残しは鳶がさらってくれるので助かります。それにしても我が家の至る所に自分のお気に入りを見つけるちー坊。空き箱の中や洗濯機の横、土間のひんやりしたコンクリートの上、生垣に集めた落ち葉の上、薪割り台にしてる丸太など。季節に応じて、また陽の傾きに応じてポイントを移動したり、私たちが特に手入れをして整えたところを決まって「ここ、俺んち」にしたり。最近は新たに玄関下を見つけたようです。
まだ残っているビール箱だったり
こんな隙間だったり
これは唯一こしらえてあげた寝床
昨今は猫の飼い方が色々厳しいようですが、ここいらは結構放任で、それを地域もおおらかに見守っているようです。例えば畜産農家の方がネズミに飼料を食べられないよう猫を飼っていて、それが自由気ままに何処かの世話になっていてもそれはそれ。いろんな家で可愛がられているようで時折話題に上ります。ふぐりをそのままに山野を駆けまわるちー坊の姿は、とても理想的のように思います。繁殖期にはいろんなのが来て賑やかになりますが、それでも増えすぎて困ったりということはありません。きっと、山の暮らしそのものが厳しいからだと思います。ちー坊も自分の縄張りを死守するため、血だらけになって帰ってくることもあります。それでも夜になったらヨレヨレ出かけるその姿は何ともいじらしい。他は知りませんが、家に上げることはしません。それぞれの領分があり、それをちー坊もわかっているようです。
畑のようす
久しぶりの投稿になります。この春は数年毎に作り替える竹の支柱づくりに加え、いよいよ獣害を何とかしなければということで柵づくりに追われていました。
どうやって作るかあれこれ考えた末、打ち込んだ対の鉄筋を枠にして丸太や竹を積み上げることに。そうすれば、身近なもので賄えますし、長持ちしそうです。鉄筋は建材屋さんでカットしてもらいました。丸太は暮れに伐った裏山から先の細いところを2メートルないし3メートルにして運び下ろしました。現場が林道の上斜面であったなら軽トラに積んで来れたのですが、運び上げるには重すぎました。一本一本、引き摺りながら、嫌にならない程度に少しずつ。竹藪に近い畑には竹で拵えます。支柱も作りながらひたすら動き回る毎日でした。
避けるべきは、ウサギ、タヌキ、アナグマ、猪、、、とにかくそれなりの高さまで積み上げたところが、どうも半野良「チー坊」が柵の上で爪を研いでいるようで、つまるところ、これではハクビシンに対して無力ということなのでしょう。竹の方が滑って効果的かもしれません。
急斜面に4段連なる畑。ここも昨年はかなり掘り返され踏み荒らされました。しかし、完璧に囲う方法がなかなか思いつきません。電柵は補助金が出るとしても自分が嫌ですし、それに、畑の外は鉄筋も満足に刺さらないような地盤。とにかく足掛かりとして出入り口を塞ごうと思います。その場凌ぎにネットを張っても、よほど目が細かく丈夫で高価なものでなければ噛み切られてしまうし、かといって、いかに丈夫でもまた作り直せるような、大変すぎないことが肝心です。景観を損なわず、作業の邪魔にならない囲いとは。
そうこうしているうち、やり残していた刈草集めに掛からなければならなくなり、あとは暇を見つけながら進めることに。気がつけばもう5月。にんにくの芽の収穫が始まりました。