ようやく秋晴れがやってきました。
彼岸花が出る前に周りを一掃します。昨日は一日中草刈りでした。今日も草刈り。明日も草刈り。足が痺れて踏ん張りが効かないとはいえ、山も畑も草を刈らなければ何も始まりません。きれいに生え揃った彼岸花が楽しみです。
キュウリ、ゴーヤ、生姜、ネギ、紫蘇の畑。キュウリの欠株にはインゲンを播種。
ズッキーニが終わりを迎え、キュウリとオクラの仕込みが始まりました。
キュウリは連作障害によるのか、植えて間もなく枯れる株が続出し6割ぐらいに減ってしまいましたが、生き残りはここ数日の雨で持ち直してきました。
久しぶりのオクラ。ここ2年ほど失敗続きでした。獣に踏み込まれたり掘り返されたりもありましたが、撒き直して、生き残っても生育不良な上、虫に食べられて消えることの繰り返し。採種分が残せたのは救いでしたが、どうやらこれも連作によるものだろうと考え、場所を変えたら、順調に育つようになりました。
露路の不耕起栽培ならば、土作りによっては連作障害は起こらないかもしれない。点在する畑それぞれに条件が異なり、育てられる作物は限定されるため、できることなら固定したいところ、ここ数年あえて連作をしてきましたが、わかりやすい結果が出ました。
生姜は未然に場所を替えておいたこともあってか順調です。作付けの半分が自家採種(昨シーズンは3分の1)。これまで種生姜を分けていただいてきた農家さんが高齢のため来年からは無理だろうとのこと。独立以来、毎年お世話になってきました。我が家なりの囲い方(種の保存の仕方)はまだ完全でありませんが、絶やさないようにしないと。
豆ご飯の季節となりました。えんどう豆(うすい豆)と絹さや、出始めのニラはとても柔らかいです。生姜は自家保存が可能になったことでひね生姜もお出しできるようになりました。
蒔き時を見極めるのが難しく、また、連作を特に嫌うので畑の割り振りが難しいえんどう豆。昨シーズンは遅すぎて発芽不良、その前は早すぎて寒に負けました。今シーズンは間をとり、処女地ということもあって豊作です。
手は昔ながらの笹や竹で。頃合いのものが都合よく生えているものではなかったので、山の手入れを続けてようやく構えられるようになってきました。ただ、毎年50本以上用意するとなるとなかなか。
鞘ごと食べるお豆として、昨今はスナップエンドウが人気ですが、個人的には絹さやの方が料理に使いやすいのではと思っています。肉じゃがに添えたり、千切りにしてちらし寿司や三色そぼろご飯の彩にしたり。もちろん、茹でたそのままをたっぷり盛って、ビールのつまみにするのも、この季節ならではの贅沢ですよね。