畑のようす〜八月上旬〜

ズッキーニが終わりを迎え、キュウリとオクラの仕込みが始まりました。

キュウリは連作障害によるのか、植えて間もなく枯れる株が続出し6割ぐらいに減ってしまいましたが、生き残りはここ数日の雨で持ち直してきました。

久しぶりのオクラ。ここ2年ほど失敗続きでした。獣に踏み込まれたり掘り返されたりもありましたが、撒き直して、生き残っても生育不良な上、虫に食べられて消えることの繰り返し。採種分が残せたのは救いでしたが、どうやらこれも連作によるものだろうと考え、場所を変えたら、順調に育つようになりました。

露路の不耕起栽培ならば、土作りによっては連作障害は起こらないかもしれない。点在する畑それぞれに条件が異なり、育てられる作物は限定されるため、できることなら固定したいところ、ここ数年あえて連作をしてきましたが、わかりやすい結果が出ました。

生姜は未然に場所を替えておいたこともあってか順調です。作付けの半分が自家採種(昨シーズンは3分の1)。これまで種生姜を分けていただいてきた農家さんが高齢のため来年からは無理だろうとのこと。独立以来、毎年お世話になってきました。我が家なりの囲い方(種の保存の仕方)はまだ完全でありませんが、絶やさないようにしないと。

最近出荷の生鮮

モロヘイヤにオクラときゅうりが始まりました。

鬼ヤンマをはじめて掴むことができました。子供の頃は虫取りが好きでも得意だったわけでもなく、身近にいるものでもなかったので、どうやって捕まえるだろうと思っていました。手に取ってもっと近くで見てみたいという衝動が、四十路に沸き起こったのはなんともおかしなことです。

本日出荷の生鮮

一人ばえの生姜。他の作物を植える都合上、今回のセットに加わりました。驚くほどの柔らかさと瑞々しさ。そのまま味噌をつけて齧ってみてください。

七月は川へ

例年、七月に入ると疲れのピークが来ます。しばらくペースを緩めて下旬までには復活、また草刈り三昧の日々が始まります。

本日出荷の生鮮

収穫祭さながら、春作のピークを迎えました。結球レタスも身が詰まってます。

3ヶ月掛かってようやく迎えたと思ったら終わるのが春作。夏野菜の手入れに追われていますが、7月ともなればいよいよ冬作の準備が始まります。

産毛が残る新鮮なズッキーニ。収穫が梅雨時となるため、結実するかはお天気次第。今のところ順調です。