いよいよひぐらしが鳴き始めました。4月から10月の半年は2週間に一回、せめて3週間に一回は、家周り裏山、畑全面を刈るようにしてます。梅雨入り前に刈ったから大丈夫と油断していたら、明ける頃には埋もれてしまいます。
ズッキーニはとれ始めが一番きれい。
豆ご飯の季節となりました。えんどう豆(うすい豆)と絹さや、出始めのニラはとても柔らかいです。生姜は自家保存が可能になったことでひね生姜もお出しできるようになりました。
蒔き時を見極めるのが難しく、また、連作を特に嫌うので畑の割り振りが難しいえんどう豆。昨シーズンは遅すぎて発芽不良、その前は早すぎて寒に負けました。今シーズンは間をとり、処女地ということもあって豊作です。
手は昔ながらの笹や竹で。頃合いのものが都合よく生えているものではなかったので、山の手入れを続けてようやく構えられるようになってきました。ただ、毎年50本以上用意するとなるとなかなか。
鞘ごと食べるお豆として、昨今はスナップエンドウが人気ですが、個人的には絹さやの方が料理に使いやすいのではと思っています。肉じゃがに添えたり、千切りにしてちらし寿司や三色そぼろご飯の彩にしたり。もちろん、茹でたそのままをたっぷり盛って、ビールのつまみにするのも、この季節ならではの贅沢ですよね。
日照量が足りないと特に実がつかないズッキーニ。このところ晴れ間が続いているので調子が上がってきました。
一方のきゅうり。雨が少ないので水不足の心配もしています。土が乾かないよう、植え付け、支柱立ての後、暫時、刈り草を敷きました。猛暑続きなので夕方に少しずつ進めてきましたが、ようやくひと段落と思いきや、台風の予報。
昨年は長雨と台風の繰り返しで、キュウリは不作でした。風でほろぼろになった葉がようやく生え替わったと思うとまた台風。そういうものだったと思い出しました。
今年の生姜は一部、自分で囲った種生姜を使いました。つまり自家採種。これまで買わせていただいている地元農家さんにいつまでも頼るわけにはいかないので、少しずつ囲う方法(保管方法)を試行錯誤してきてようやくうまくいきそうです。
そしてその奥に何度も撒き直したオクラですが、こちらはどうにもダメでした。発芽率が悪いのか食べられてしまったのか。加えて獣に踏み荒らされるということもあっていよいよ、タイムオーバー。そしてこれまで5年以上更新してきた種も残りわずかとなってしまい、今の段階で奇跡的に成長している数株は種取り用にすることにしました。
生姜の畑も(カボチャ、ピーマン、万願寺とうがらし、ナスの畑も)何度も獣に踏み荒らされました。きっとミミズを掘って食べているのだと思います。幸いなことに致命傷というほどまではいってません。これまで1割ほど折れたと思いますが。
上が購入した種生姜から出てきた芽。下は自家採取。自家採取の方が発芽も早く、芽の数も多いです。
ナスはアブラムシが付いて、今ひとつ調子が上がりません。暑すぎたり乾燥が続いたり、過酷な環境なので仕方がないですね。台風が来る前に支柱を立てなければなりません。