土がしっとりふっくらして、ズッキーニが調子づいてきましたよ。今日は茄子とピーマンを植えました。こんな天気は植えつけにいいですね。あと残るは白ネギ。キュウリに支柱とネットを取り付ける作業も急がねばなりません。
投稿者「ikufarm」のアーカイブ
畑のようす6月上旬
石鎚山へ
「明日行くか!」と、急きょ石鎚山へ登ってきました。土小屋登山口まで車で3時間ほど。頂上社まで2時間半ほどの整えられた登山道。岩場を登る「鎖場」がありましたが、いずれも迂回路が整えられていたので、おかげさまで安全に登ることが出来ました。
今も山岳信仰が残っている石鎚山。以前、旧石鎚村という人里離れた山奥で暮らす老夫婦の話を聞いて、いつか石鎚山を見てみたい思うようになりました。
まだ農家で修行中の頃だったか、独立した年だったか、はじめての道を自転車で行きました。昼過ぎに本山町を出て、大川村、本川村と渓谷沿いの道を行き、瓶が森林道の入り口に着くまでに4時間、薄暗い霧雨の中を更に2時間走りました。暗くひんやりとした古いトンネル、一面の笹原、路肩が崩れ落ち数十メートルに渡り宙ぶらりんになったガードレール。ここは滅多に人が来ないところなのだろうか?18時近くなり、まだ登り続けているとき、得体の知れない糞の塊ががぼたぼた落ちていました。人のものよりも格段に大きく、そもそもこの山にどんな獣がいるのか知らなかったので熊かと不安になりましたが、食料も体力も残り僅かで日暮れ間近、前に進むより他なく、できるだけそこから離れ、どこか落ち着けるところはないか探しました。たしか、土小屋方面という看板を過ぎたところで止まり、依然雨の降る中、大量のブヨに襲われながらテントを張り、湿った寝袋にくるまって寝たのがはじめての石鎚でした。
こんなところに重い階段をどうやって運んで設置したのか、そんな事ばかり気になります。一方、嫁はここまでしてもらっても怖い様子。
まなべ商店 @village2016
畑のようす5月上旬
4月中旬に植えたしょうがの発芽は6月に入ってから。
その下段、手入れをはじめて8年目にしてようやく畝を立てた畑。奥にまだ藪が残っていますが、いつか、いつか伐り倒し、いずれは浅木の森になってくれたらと思っています。
一気に皆伐(かいばつ)してしまうのは土砂崩れが心配ですし、すぐ上の家の方や地権者にどこまでやっていいのか確認しながら少しずつ進めています。それになにより、家と電線が迫っているので無事に倒すのは簡単な仕事ではありません。自分自身が経験を積んで、やれるイメージを持てるようになってからになります。
畑は家と同じで、日当たりと風通し、水はけのよさが肝心です。それを整える仕事が「畑作り」。畑作りをしっかりしていないと土づくりも思うように進みません。
初めて管理機を入れましたが、蔓の根やひゅうじの根、そして大きな石がいたるところにあり、思うように進みません。鍬でひとつひとつ掘り返し、石を一輪車で運び出します。まだまだ土地が荒々しいので、今年ひとまず紫蘇を植えることにしました。
その他の畑ではそれぞれに成長しています。