久しぶりにニンニク蕾のレリッシュを仕込みました。いつものレシピから少し冒険、カブの菜花に和がらしをきかせたものを合わせ、クミンをプラスしました。いろんな味や香りが合わさって面白いものになったと思います。
ゆで卵に添えたり、マヨネーズと合わせてソースにしたり、しっかり目に火を通した鶏もも肉のグリルに添えたり、思い思いに楽しんでいただけたらと思います。
こんな感じで、時には思うままに料理を楽しんでお届けできたらと思います。
年が明けてから寒さ厳しく、雪が積もって身動きのとれない日が続きました。作物の成長も休眠を迎えますが、小さくて収穫に至らなかった年内どりのキャベツがありがたいことに少しずつでも太ってくれたので、まずご要望あった分のHotdog stuff を仕込みました。
春となれば、いよいよ新しいシーズンに向けて準備を始めないと。草刈り運搬の大半が残っていますが、薪作り、山の手入れも冬の大事な仕事です。そして竹藪の片づけ。昨年は応急処置をした程度なのでまだまだです。孟宗竹のかなり厚い藪だったわけで、直径20センチ前後がゴロゴロ。
灰にしてしまうのは勿体無いので土づくりに使うことにしました。時短のために普通なら運搬車やチッパーを使うところ、手間ひまはかかっても持ち合わせの道具、チェーンソーで玉切りしてナタで割り、コンテナで抱えて運び出します。畑の脇に積み直し、更に熟成。あと何年かかるかわかりませんが、とてもいい土になると思います。
おかげさまで、今年もいく農園として新年を迎えることができました。ご愛顧くださる皆さま、誠にありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
裏山から初日の出を望み、とても静かな時を過ごしています。暮れに、いつもお世話になっている地域の方から上等の猪肉と自家製のお餅をいただきました。子や孫のために拵えたものを私達の分まで用意してくださったのだと思います。思い掛けず年越しのご馳走と新年のお雑煮を構えることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。今年も頼まれた草刈り頑張ります。
今日は何もしなくていい日。したいことをする日。裏山でコーヒーを淹れ、気ままに薪を割り、気ままに川でお茶をして、晩御飯の支度に明るいうちから取り掛かる。畑に牛蒡を掘りに行き、子芋の皮を剥き、金時にんじんの土を落とし、出汁をとり、煮しめを作る。だし巻き卵を焼き、おにぎりを握り、いざお酒をいただく。蒲鉾にわさびと醤油。瑞々しい白菜の芯には味噌。贅沢な時間。
Q太郎もチー坊も幸せそう。
出汁をとっていると、どこからともなく現れるQ太郎。出汁ガラの鰹節、卵を溶いたボウルも綺麗に片付けてくれます。生きることに貪欲なQ太郎は年中くしゃみをして鼻をすぴすぴさせているけど、筋骨逞しく体力は充分。要領がよく狩はうまいけれど、ダメなことを何度ダメと言っても我慢のできないチー坊はというと、ふにゃふにゃになって日向ぼっこ、どこかでご馳走にありついたのか余裕の無関心です。二匹とも膝に乗るのが大好きで、こちらも不思議になるほど人との触れ合いを求めるのです。