月別アーカイブ: 2018年8月

不耕起栽培と鍬仕事

土地を集約し、隔年栽培から通年栽培へ。この畑ではキャベツの後作を人参。大根やレタスの後作にはニンニクを植えることにしました。

種を播くにあたり、敷き草が嵩張るので鍬を使って馴染ませることにしました。

ここで改めて不耕起栽培について触れてみたいと思います。

不耕起栽培は耕さないと書くので誤解を招きやすいのですが、全く耕さないというような、これまでの常識を覆す大それたものではありません。いずれにしても畑仕事には播き床や植え床を整えたり、収穫で掘り起こしたり、耕していることになるのでは?という仕事は往々にしてあります。ただ、耕す上では勘所や過ぎたるは及ばざるがごとしといった注意すべきことがあるので、逆に、耕さないことによる効果を考えると、必ずしも耕す必要はないというのが不耕起栽培です。

とはいうものの、何処までを必要とするのか見極めが難しく、つい不耕起という言葉にも縛られてしまいます。これまで耕すことを避けてきたため、出番のなかった又鍬。あくまで、畝は壊さないように、表層5センチから10センチを耕すにとどめるよう気をつけて刈草を土に馴染ませます。温故知新ではないですが、固定観念からはなれて鍬を振るえたとき、コツコツ聞こえる鍬の音が心地よく、とても清々しい気持ちなりました。

 

Hotdog stuff

 

今期の Hotdog staff ができました!

ザワークラウトの仕込から始まり、キュウリそして一か月遅れて収穫を迎える万願寺とうがらし、ピーマン、シシトウ、青とうがらし、すべての役者が揃ってはじめて瓶詰に至ります。ザワークラウトやキュウリの発酵熟成方法も試行錯誤で、いく農園にとってもっともハードルの高いピクルスの一つですが、やはり、発酵がうまくいけば最高に美味しいわけで、3シーズン目となり、ようやくまとまった数量を仕込むことができました。仕上がりも上々です!

その名の通り、ホットドッグでいちど是非お試しください。ケチャップとマスタードをかけると彩もとてもきれいですし相性もいいです。

キャベツは春先の乾燥期にどれだけ水遣りができるか、そして虫取りが何よりの勝負処、しっかり引き締まり重みのある玉に育ちました。

万願寺とうがらし、シシトウ、ピーマンは梅雨明け後ほぼ一カ月雨が降らない中も着実に成長し、無事収穫が始まりました。

この夏

この夏は梅雨の長雨で地盤が緩んでいたところ台風による豪雨が直撃し、各地で地滑りが多発しました。、当農園では、一か所、畑の真ん中から下の道へ広範囲 にわたって地盤が沈み込み、一メートル弱の段差が生じてしまいました。(写真下の上段、畦に陰が出来ているところから畑の中に向かってるえぐるように地滑りが起きています)そもそも獣害によって耕作を諦め草刈り場にしていた土地でしたので、まだしもでした が、耕作しているところでも石垣が崩れ始めていたりするので、今後の維持管理が大変になりそうです。

そして、そこから盆が明けるころまで1か月まとまった雨が降らず、ズッキーニやキュウリは思わぬ不作となってしまいました。作付けしたのは手入れをはじめてまだ4年の畑、やはり実力不足は否めませんが、土を乾かさないよう、敷き草を厚く敷くタイミングが遅くなったのも原因の一つでした。例年よりかなり少量ですが、採れる分をできるだけ仕込みました。

一方、10年目となる畑のオクラやナスはその分、まずまずの出来でした。

毎年干ばつに豪雨に大変な夏です。川に行くチャンスも限られていましたが、シーズン最期は存分にきれいな川を堪能しました。

土作り

隔年栽培から通年栽培に切り替え、刈草を充分入れるようになりました。1aあたり軽トラ2車で、15aを耕作するために年間30車は必要となる計算です。今年に入って20車運びましたがやはり足りないので、冬作に向けても早く補充したいところです。

土を肥やし作物を育てる。作業はとても単純ですが目に見えて土が良くなると、いわゆる肥料が土ではなく作物を肥やすためにあったことに気付かされます。

細断して畑に入れます。茅だけではなくよもぎも沢山入っているのでいい香りがします。