雑誌掲載のお知らせ

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「季刊高知 No.60」 特集 手でつくるシアワセの味、逸品

に掲載いただきました。とても丁寧に作られている雑誌で1991年創刊。発行人である氏が主体となり続けてこられた仕事で、10年ほどの休刊をはさみ2005年に再開されたそうです。カメラマンの方は13年前に「とさのかぜ」で、当時私が修業していた農園の取材に来られ、一度お会いしたことのある方でした。みなさん高知に根差した仕事を続けてこられたことを思うと、尊敬の念と共に親しみを感じました。

追って(4月下旬)、英語版もネットにアップされるそうです。下記ホームページをぜひご覧ください。

季刊高知web

 

 

苗立て

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今年は苗床を作りかえました。

通常の畝に細断した茅を敷き詰めただけのとてもシンプルなもの。椎茸のホダギが朽ちていたので、それも少しでしたが入れて、とてもいい香りのする苗床になりました。

 

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これまで使っていた床は、丸太を組んだ上に製材で枠を作り、トンネルの裾を止められるようにしたもの。しっかり作り込んだ分、使い勝手は良かったのですが、4シーズンで朽ちてしまいました。

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IMG_3241 IMG_3242(2016年)

そもそも強度には問題があり、嵐の日はトンネルがめくれたり破れたりするので、その度、苗を軒下に避難させなければなりませんでした。改善するにも、簡易なトンネル資材でつくる以上、いずれにせよ嵐には堪えられそうもありません。ならば、いっそ避難することを前提に、もっとシンプルに拵えられるものにしようと、発想をかえることにしたのです。茅が敷き詰められ、椎茸の菌がまだ生きている菌床を入れたり落ち葉を入れたりすることで、床自体が清浄になり、苗にとってより居心地のいいベッドになると思います。

 

種蒔きはじまりました

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3月15日は氏神様のお祭りでした。今年は当家なので夫婦揃って前日の準備からの参加となりました。

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家の前の畑は種蒔きの準備。

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集めた茅を刈り払い機で細断し、畝に振り分けます。そして管理機を使って土寄せ。鍬で調整します。

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この畑は土が痩せていたので、これまであまり作付けしてきませんでした。初めに畝を立ててから不耕起で7年、ようやく本格始動です。その間、脇に積んでおいた木や剪定した枝は大分朽ちてきました。そして今年も新たに積みました。順次畑に還し、土づくりです。

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畑のようす3月上旬

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暖かい日が多くなり、フキノトウも花が咲いています。草の勢いが増してきましたが、霜が降りる日もまだまだあるので、様子を見ながら草取りを進めています。

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草が絨毯のよう。取るのがもったいなく思いますが、自然が調和しているのはほんの一時。

 

山仕事備忘録〜西の藪’16〜

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畑の南西を覆っていた竹薮を昨年から伐り進めています。少し、向こうが見えるようになってきました。

電線越しに畑にかかっていた杉は枝が片方に張って重心が偏り、とても自分で伐ろうと思える代物ではありませんでしたが、遂に今年伐りました。無事に倒れてくれて本当に感謝。

 

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竹を伐るのもやはり、ひやっとすることが多く、伐り方や後始末がわるければ下の集落まで落ちかねないので、常に緊張を強いられながらの作業はとても疲れました。8日かけて200本近く伐り倒し、キュウリの支柱も確保できました。

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畑と竹薮の境にあるこの水路、以前、人が落ちて大事故になったらしいのですが、今でもこのタイプのが至る所に作られています。地元の人には、芥を取るためでも絶対降りたらいけないと言われています。一度足を滑らせたら、止まるためのとっかかりは何処にも無いのです。

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雑誌掲載のお知らせ

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2月7日発売の『GLITTER  MARCH 2016』に、

「Relish お酒のおつまみ」として、オクラのピクルスと温海かぶのピクルスを取り上げて頂きました。ワインはもちろんの事、日本酒やビールにも合いますし、他のお料理との相性もお楽しみ頂けたらと思うので、お呼ばれの際には是非ご利用ください。

関係者の皆様、素敵な紙面に載せて頂き、どうもありがとうございました。

 

土づくり

4日かけて裏山の刈り草を集めました。

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今年からは自家用野菜も少しずつ作っていこうということで、家の前の畑に本腰を入れようと思います。この畑の土は大分痩せていて重く、ほぼ砂礫といった感じで、有機物が分解されてできる「土」そのものが極端に少ない状態でした。

やるからには、しっかり良い土にしておかないと余計に手を取られ、他の作付けの足を引っ張ることになってしまうので、あらたにお隣の裏山を刈らせてもらうことにしました。土作りには本当にたくさんの刈草が必要です。

畑に馴染みやすいよう草刈り機で細断します。

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薪作り

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年明けから薪作りのために20本以上伐りました。改めて、人が暮らすためには沢山のエネルギーを燃やさなければならないのだなということを実感します。

木を伐り倒す時期は大事ですね。含まれている水分が随分違いますし、カビやすかったり虫に食べられやすかったり、材としての質に少なからず関係することは、これまで伐ってきてとても感じています。

薪に使うにしても、できるだけスムーズに乾かしたいところです。玉切りにして山積みにしていても、いっこうに乾かず、むしろ下から水が上がってきたり、降った雨がこもってしまったりで余計にびしょびしょになってしまいます。(斧を入れたら水が飛び散るほど。)割ったら一手間かかっても交互に積んでおけば、雨ざらしでもそれなりに乾いていくようです。

これまでは、梅雨時期や夏はガス湯沸かし器のシャワーで済ますことが多かったのですが、去年、できるだけ焚いたところ、とにかく蚊が激減し、カビも生えにくくなりました。改めて、高知の山暮らしに火を焚くことは理にかなっていると実感しました。

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生姜のメープルスイート

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生姜のメープルスイートも仕上がりました。

こちらは華やかなローズスイートと対照的に、メープルや香辛料の香りを効かせ、こっくり甘く濃厚なピクルスです。ワインはもちろんのこと、ウイスキーともぜひ楽しんで頂けたらと思います。

今年はオーガニックカレンツとオーガニックレーズンを加えることにしました。その分、新たにナツメグを加え、より香り豊かになりました。ローストしたアーモンドやカシューナッツとの相性もいいです。

ナツメグを卸していると、とてもいい木の香りがします。きっとウイスキーを木の樽で寝かせるのも、冬の森の香りを楽しむためなのかもしれません。