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消耗品の刈払機

私たちが暮らす地域では田植えがひと段落する今時期に田休みという行事があります。梅雨を迎えるにあたり、私達もその日までに管理すべき土地を一通り刈っておき、ある程度作付けや仕込みを終わらせるようにしています。これもまた先人の知恵なのでしょう。ちょうどいい区切りになるのです。しかしその最中、頼みの刈払機が故障してしまいました。エンジンが回転する度に金属音がします。

大体5年で買い替えてきた刈払機。日々の草刈りに加えて土づくりのための(他所の)草刈りと(刈草を)裁断する作業があり、刈払機は年中フル稼働。どうしても壊れてしまいます。機械にとってはスロットル全開の方が負荷が少なくていいようですが、我が身にとっては逆。出来るだけ低速で使わないと音や振動がキツくなりますし、刃に当たって飛んでくる石、切り株に噛み込んだり番線や鉄筋に当たっての跳ね返りが強くなりすぎます。とはいえ、身代わりになってもらうようで申し訳ないです。

1台目は排気量の 小さい軽いものでしたが壊れやすかったので以降は25cc。エンジンだけでなく各部品の強度も違います。今回新調して4台目です。

畑のようす〜5月下旬〜

キュウリの植え付けが終わり、にんにくを収穫しました。今年は今のところ、獣による被害が少ないので助かっています。去年はあまりに何度も酷く荒らされ、夜中に見廻りなぞもして、思えば腰痛もそのプレッシャーによるところもあったのかなと思います。

苗土を自作

5年以上かかるかも知れませんが、苗土の自作を始めました。ふるいにかけた山林の土と刈草で作ります。農家は苗土を拵えることができてはじめて一人前。ようやくその第一歩です。

はじめは殆ど無機質。

苗床にしながら気長に土作りです。

秋の草刈り

あたりは金木犀の香り。風が心地よく、山登りに来た感じです。

できるだけ積み上げて、ロープでタイダウン。これを年間30車で土作り。

 

畑のようす〜10月上旬〜

整体に通うようになってじき2ヶ月。坐骨神経痛はやわらぎ、改善する方向には違いないのですが、農作業をすると決まって腰に痛みがでます。とにかく疲れやすく、周囲の草刈りだけで一杯一杯、ピクルスの仕込みもあって、作物の手入れまでなかなか至りませんが、その分、嫁が奮闘してくれるので助かっています。

昨年に続いて二作目の小豆。今年は充分取れる予感がします。おぜんざいが楽しみ。

本日出荷の生鮮

新生姜の収穫が始まりました。自家採種が功を奏して、例年より1ヶ月早めることができました。驚くほど柔らかいので、新芽のぷっくりしたところを厚めにスライスして味噌をつけると爽やかないいあてになります。千切りにしてきんぴらにするのもおすすめです。たっぷり食べられますよ。我が家では太白ごま油と味醂と薄口醤油。好みで鰹節を振っていただきます。

ニラは今が一年で一番きれいかも知れません。ナスも今が旬、揚げても蒸してもふわとろです。

この時期は意外なほど草の伸びる勢いが加速します。雨も多いです。胸の高さまでわさわさ茂っております。

透明感のある、ほやほやの新生姜。皮も柔らかいので剥かないでくださいね。タワシで擦ると傷だらけになりますので、晒しで優しく土だけを落としてください。

早めに咲いたものがはや色褪せてしまってます。来年から草刈りのタイミングをもう少し遅らせれば、盛りがもっと綺麗になるのではないでしょうか。