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台風に備えて

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苗床は風で飛ばされる恐れがあるので、軒下に移しました。ここは我が家で一番安全なところ。

キュウリ、ネギ、そして果菜類の苗。

果菜類の蒔き時をいろいろ試しているのですが、どうやら今年は遅すぎたようで、やはり3月末には蒔いた方がよさそうです。三月下旬、四月上旬、中旬と、3シーズンかけて様子を見てみましたが、発芽するまでにかかる日数はいずれにしても10日以上はかかりました。畑の地温や気温を考えてみても、5月にはぐんと上がって、6月には雨が多くて一旦下がるような気もします。なので、5月に定植できた方が良いように今は思っています。

発芽にかかる日数は作物によってさまざまで、大根はタイミングが合うと2日目には顔を出しています。キュウリは4日、ズッキーニやコリンキー、ネギは6日~8日です。その中で果菜類は思いのほか遅く、当初は蒔くのが早くて寒すぎたのかと思ったのです。

苗を育てるとそれぞれの特徴をよく観察できます。ナスとピーマン、とうがらしを比べると、ナスの方が寒さに強いようで発芽も早く、ピーマンやとうがらしは乾燥に強いようです。同じように水を遣っていて、乾燥気味になったとき、ナスは萎れかけていてもピーマン達はピンとしていることが多いです。

どの作物でも水を遣り過ぎると毛細根が育たず、表面がつるつるの根になります。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。

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畑のようす

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にんにく芽がとり頃になりました。

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不織布の中のダイコンは順調です。

畝表面の土がカラカラ、春先とはうって変わって雨が少ないこの頃です。

明日は台風が来るようです。風が弱いことを祈ります。

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コリンキーの植え付け

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コリンキーの植え付けをしました。

畑の準備は昨日から。まずは畑と、道をはさんで向かいにある草場の草刈りから。

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この草場はコリンキーを植えつける畑の4倍くらいの広さはあります。無肥料栽培をするには耕作面積の2倍、3倍以上の草刈り場が必要です。

刈った草を畑全面に敷きます。コリンキーの蔓が伸び、実のつくところが草で茂らないように、土が露出しないように。きれいな実をとるためには欠かせない仕事です。

フォークを使っての作業は、牧場でのアルバイトを思い出します。牛に餌をやったり、牛舎を掃除して敷き草を敷いたり、牛の世話をすることと、こうして野菜の世話をすることが結びついているのがうれしいです。

 

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草刈り機で細断して落ち着かせます。敷き草の厚さは10~20センチくらい。冬に刈った草と春の若い草のミックスです。これだけ厚ければ、梅雨が来ても過湿にならず、収穫が終わって9月、温海かぶの種を蒔く頃には馴染んで土を肥やしてくれます。

今回は管理機での土寄せはせず、植えるところの草を掻き分け、その穴と周囲だけ、スポット的に土を入れて植えました。

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植えつけ後は水を遣り、支柱を立てて不織布を掛けます。

ズッキーニにも水を遣り、不織布を掛けました。

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植えつけ後の水遣り

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植えつけた日の雨は翌朝まで続きましたが、日中は丸一日快晴、今日も晴れて乾燥しているので水遣りをしました。20ℓ入りのポリタンクを6個、湧水を汲んでジョロでかけます。

ウリハムシが来るので不織布をかける準備もします。伐っておいた竹を割ってトンネルにします。

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(水をやると、萎れていたのもすっかり元気になりました)

ズッキー二の定植

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5月1日畑の準備開始

先ずは、畑全体の草を刈り、下段の草刈り場から昨年夏に刈っておいた草を運んで畝上に敷き、細断。

3日目の今日は管理機で土寄せ、鍬で畝を整えつつ雨が降り出したので植え付けを急ぎました。

小雨だったので苗にとってはちょうどいいお天気でした。

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この畑は奥がズッキーニで手前には白ネギを植える予定です。

(草を刈っていないところは水が染み出しているところで、今シーズン中にはそこの土をすべて浚えたのち、排水を整える予定)

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バンビーノ(ミニズッキーニ)42株、オーラム(黄色ズッキーニ)34株

株間はともに1メートル(バンビーノは種袋に株間80センチと書いてありますが、昨年の様子からもう少し広くとった方がいいと思い、1メートルに変更)

5時には終わり、少々濡れたのでシャワーを浴びて囲炉裏に火を入れました。

なんという安心感。家の中に火があるということはなんて贅沢な事でしょう。

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苗のようす

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ズッキーニはこのところの陽気で一気に成長しています。

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キュウリが発芽し始めました。

 

しょうがの定植

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敷いておいた刈り草を草刈り機で細断した後、管理機で土寄せします。

一年休ませている間に畝は低くなり、畝間には土がたまります。なので、作付けするときはまず、畝を整え直すところから始まります。

 

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大雨が降っても大丈夫なように、排水溝をさらえて枕畝もしっかり作り直しました。

そして、25日、植え付けをはじめました。

IMG_1555株間40センチ、2条ちどりに植えます。

指の付け根あたりが元の畝表面で、その上に10センチほど、刈り草の層があり、その上に管理機で寄せた土がのっている状態です。

このように、刈草を土でサンドすると、馴染みが良くなり、分解される際に結果として畝は充分に耕されます。不耕起栽培の「不耕起」とは、あくまで人為的に耕さないという意味です。

畝の中をのぞいてみると、根が張り巡らされ、土の中に棲む生き物によって形作られた空間や、幾筋もの道が通っています。その物理構造は年を重ねる毎により深部まで、より複雑に行き渡り、畝はふかふかに、且つ弾力のあるベッドとなりま す。

木々に覆われた山のように、草が生え、根にしっかり支えられた畝は、大雨にも強く、土が流されることを極力抑えることができます。人為的に耕さないのはその物理構造を壊さないためです。

種しょうがを植える深さは大雨になった時でも水に浸らない深さに、また、かぶせる土の厚さは10センチ弱、湿度を保ち、かつ、ポカポカ陽気が種まで充分伝わるくらいの厚さになるよう気をつけます。

芽が出てくるまでこれから一ヶ月はかかるでしょうか。

 

しょうがの植え付け準備

今週中にショウガの植え付けをすべく、きょうは畑の準備です。

いく農園では各畑を作付けする年と休ませる年に分け、隔年で作付けしています。

この畑も昨年は丸一年、好きに生えてくる草を生やして休ませていました。

 

IMG_1535畑は二段に分かれています。それぞれ、先ずは草を刈り、予め刈っておいた畦の草も合わせて畝の上に敷いていきます。

IMG_1540(上段) IMG_1539(下段)

明日は敷いた草を細断して嵩を減らし、土寄せをします。

ところかわって、次は別の畑の日当たりを遮る竹藪の手入れです。

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この土地自体藪となっていて、3年前に開きました。まだまだ竹の伐り株や木の枝などかさばっているので、もう3年くらいかけて畑にしていきます。

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これから暇を見つけては少しずつ伐っていきます。