義父の喜寿を記念したコンサートにいってきました。
現役のテノール歌手である義父の歌を聴きに行くのは2回目です。
なんとも心地の良い歌声、堂々としていて、これをまさに円熟期にあるというのでしょうか。お弟子さんが言うように、今も尚精進し、その変化を体現している姿は、やはりかっこいいと思いますし、音楽についてあまり知らない私が聴いても瑞々しい現役のプロの歌だと感じました。
帰路につきながらふと頭に浮かんだのは、自業自得という言葉でした。80歳近くになっても現役で、弟子に慕われる義父の姿をみていると、その言葉は、将来の自分に対して責任を持つという意味で、今の自分に言い聞かせることでこそ活きる言葉だと思いました。
40年後の自分が現役の農家として畑に立っているように、そして、ピクルス作りにおいても精進し続けている自分であるよう、今やるべきことはそこから見えてくるように思います。
実家にも寄ってきました。野菜炒めを作る父と助手をする母。この春65歳で定年を迎え、家では昼ごはんの担当になっているようです。両親とも健康でいてくれて何よりの幸せです。