体力とは、老いとは、

試行錯誤が続く体力づくり。

5月はようやく時間が取れたのでしっかりトレーニングをしました。毎日ローラーを軽めに回し(ロードバイクのトレーニング)、週一で2時間半ほどの乗り込みもしました。旧土佐山村高川に行って帰ってくるコース。50分ひたすら登って20分下り、80分かけて登り返し10分下る、中山間地ならではのコースです。各種苗の植え付けやオクラの種蒔き、合間の草刈りなど、仕事との兼ね合いもあり、以前よりも軽めを意識しました。

3週目あたりで結構疲れが溜まっていたのですが4週目で意外と調子が戻り、疲労と回復がうまくいっていると思ったところが勘違いだったようです。6月に入って梅林の草刈りをしているときに脇腹の筋が切れたような感じからあれよあれよという間に腰が痛くなって作業を中断。しばらく安静にしていたら治るだろうと1週間経っても一向に治らず、整体に行って一旦回復に向かったのですが、その1週間後またぎっくり腰のような感じになってしまい、さらにもう1週間。結局3週間以上満足に仕事ができない状態になってしまいました。梅雨真っ只中、草を刈らないと畑も家も山に呑まれてしまうのにどうすることもできない。かなりの痛手です。

体力をつけ仕事のパフォーマンスを上げていきたいのに身体がそれに耐えられず続けられない。これが老いというものなのか。しばらく意気消沈しておりました。自分が思っている以上に回復に時間がかかるということ。身体に何か異変が起こった時には費用を惜しまず整体の世話になる。仕事を続けていくための試行錯誤が続きます。

私が動けない間、嫁が刈り払い機に初挑戦し、埋もれそうになっていた作物の救出も頑張ってくれました。周りでは70代80代の女性も刈り払い機を使います。それは若い頃から培ってきた体力があってのこと、誰でも当たり前にできるものではないでしょうし、無理は禁物、本人がやろうと思えるかどうかです。嫁も山暮らし仕様になってきたでしょうか。