今年も軽トラで5時間かけて帰省してきました。明石大橋はとてつもなく大きいですね。束の間の大阪。かつて暮らしていたニュータウンは様変わりを続け、住人はかわり、懐かしむことも最早ありませんが、とはいえ、太陽の塔が今もそこにあるとホッとします。
山の我が家に帰れば冬支度の続きです。そして、お世話になる方々へ野菜を送り、少しずつ年越しの準備。
裏山は、8年から5年ほど前に伐ったものが片付いたので、久しぶりにまとめて伐りました。ある程度まとめて伐るのは残したいを育てるため、また、新たに生えてくるようにするためです。なお、生えている樹木全てを伐り剥ぐのではなく、また、小規模である場合、皆伐には当たりません。あくまで防災が主目的であり、保全のための除伐ということになるでしょう。
上には林道が通っており、今回はその下までを伐りました。安心して通行できるよう、株を高く残して路肩に敷き並べ、急斜面には土留めとしても重要な水平の足場を組み上げていきます。軽トラや牽引具、ショウレンや時にはジャッキも使って据えつけていくのですが、人力で持ち上げたり引き上げたりすることもあるのでかなりの重労働。そして、残したい木や構造物などに誤って倒さないために、倒す順番や方向、かかり木を未然に防ぐための枝打ちなど、色々大変だったので終わってから寝込みました。山の仕事は気力体力共に使います。
材として伐るのではないので、安全重視でツルを必要十分に残します。
これで薪3年分はあるでしょうか。次を育てるために土留めとして残すもの以外は順次片付けていきます。
年末は寒い日が続きましたが、24日はぽかぽかの陽気。久しぶりに桂浜へ行ってきました。