前厄、本厄、後厄の三年がようやく終わった。そんなことはあまり気にしないたちだった筈が、あまりにいろんな出来事があったので、終わったと、思いっきり断ち切り、門出を祝いたい気持ちになったのだ。とても晴れやかな陽気。
誕生日に雨風食堂
で贅沢に昼からお酒をいただいた。
この美しい景色。これに揚げ出しが追って登場したが、もはや写真を撮るどころではない。
なんとも美しい酒器。純米吟醸がキリッと冴えて染み渡る。
牡蠣しんじょ、脂の乗った鮭の西京焼、南瓜と椎茸の煮〆、切り干し大根は優しい味、蕪の甘酢漬けはあっさりと、菜花の和物が春を告げる、白ネギのお浸しにはお酢も効いていてさっぱり。
このバッテラが身も柔らかく、シャリもマイルドで美味しいのだ。ワサビは丁寧におろしたものなのだから贅沢だ。
せっかくの熱々を冷めないうちにいただく。
もずく酢が嬉しい。だからお酒が進むのだ。
誠に至福のひとときであった。皆様も雨風の昼呑み、いかがですか。