畑のようす〜6月上旬〜

春作の遅れが響いておりますが、ようやく生鮮出荷ができるようになってきました。何をいつ作付するかは今もなお試行錯誤中。昨年に続き、オクラは発芽しても虫にやられ播き直しの根気勝負。産地では連作できないとされているようですが、そんなことはないはず。ズッキーニについては、植え付け後のウリハムシ対策として不織布や行燈をかけることをやめて、毎日自ら補る方向でどうやら落ち着きそうです。80株以上のズッキーニに対してカボチャとコリンキーは合わせて30株そこそこ、手間もさほどではないなので行燈をかけて避けるようにしています。

(写っている三段の一番下がカボチャとコリンキー、その上が生姜とオクラ、その上がピーマンと万願寺とうがらしの植え付け前)

防虫ネットや不織布はできるだけ使いたくない。高価ということもありますが、ゴミになるし畑の景色としてあまりに残念。掛けていることでかえって、目が行き届かなくなり、草取りが遅れることもあります。そして、虫にやられなくてもこれからの季節は蒸れて病気になってしまうから、大根もキャベツも掛けないようにして、毎日手で捕る。それでカバーできるくらいの作付量にしていこうと思っています。

(本日出荷の生鮮)