苗のようす

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明日から雨が続くようなので、水遣りは最小限に。

種を蒔いてから発芽が揃うまで、乾かしてはいけないので水遣りをつづけますが、そのうちどうしても、湿ったところと、乾いたところの、偏りができます。そして、これも避けられないことなのですが、表面の土がかたまり、水や空気が通りにくくなってきます。苔が出始めるとさら湿気をためて良くないので、小枝などでかるく耕し、乾いているところだけ、スポット的に水遣りをします。

 

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こちらは白ネギのピクルスになる根深ネギです。この苗立ては試行錯誤が続いています。

水稲用の育苗トレイを使っていますが、これまでやってみてどうも根量に対してトレイの容量が足りないようで、途中から生育が停滞するのです。昨年、一部だけ偶然いい苗ができて、そのトレイを持ち上げてみたら、苗床に根が貫通していました。ネギは根が広く深く張り、空気をたっぷり吸えてはじめて元気に育つもののようです。なので、今年はわざと根が貫通するよう、トレイが床にしっかり着くようにしました。そういえば、水稲の苗立てでは普通にやることですね。

茅を細断して敷き詰めるだけではまだ隙間が多かったので、椎茸のホダギの朽ちたものを床に敷き詰めました。持ち上げてみるとしっかり根が降りていました。

最近では動画などで産地の苗立ての仕方や定植のようすを観れることもありますが、それほどお金をかけて量産することもありませんし、やはり土地が違うので、うちなりのやり方を見つける必要があります。そして、いろいろ試行錯誤した方が、野菜それぞれの性質を経験をとおして知ることができるので、時間はかかりますが大事なことだと思っています。