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「農業を生業とする暮らし」

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農業で何とか食べていくため、四苦八苦している時にふと思い至ったのは、お金を得るための仕事もあれば、お金を使わないための仕事もあるということ。「それは、倹約するというのではなく、暮らしを充実させることにつながるので、気持ちがとても楽なのだ。」嫁の名言です。

農業を生業とする暮らし。私にとってそれは、いわゆる農的暮らしではなく、専業農家として「農業で食べる」ことを第一としてきました。それは今後も変わりません。しかし、規模拡大を志向し、営業のためとはいえ出ることが増えれば、その分、畑に立てなくなり、研鑽を積むことも疎かになります。農家であり続けたい私の場合、それでは自信を持てるはずもなく、暮らしが充実しているとも思えません。そして、何のために農業を始めたのか、わからなくなるように思いました。IMG_3232

風呂を沸かし暖をとるために木を伐ることをおぼえたり、農業に使う資材を身近に手に入るものでこしらえたり、そんなことをしていたら仕事にならないのではと思っていたことも、やり始めてみれば、家や畑の陽当たりを確保することに繋がり、鬱蒼とした竹薮の伐採も、それを使うからという理由ができたことで、やる気が出てきました。

少しずつでも、先ずは自分でやってみる方向に頭を切り替える。そのことで身につく知恵が確かにあり、そのことでしか得られないリアリティーがあります。

改めて暮らしについて考えるとき、自分たちの価値観や物事の考え方やとらえ方の軸が暮らしにあることに思い至ります。しかし振り返れば、街暮らしを離れ農業をすると決めたとき、そうなることを意識し、その軸を作り育てていく場として、今の暮らしを選んだとも言えます。世間の流れに対して自分なりの考えを出し、それを仕事に昇華する。

身につけなければならないことは山ほど有り、退屈する暇もありません。

 

 

 

いく農園の日々、今日は、、、

 

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