life

「農業を生業とする暮らし」

IMG_0586

農業で何とか食べていくため、四苦八苦している時にふと思い至ったのは、お金を得るための仕事もあれば、お金を使わないための仕事もあるということ。「それは、何も倹約をするというのではなく、暮らしを充実させることにつながるので、気持ちがとても楽なのだ。」嫁の名言です。

農業を生業とする暮らし。私にとってそれは、いわゆる農的暮らしではなく「農業で飯を食う」ことを第一としてきました。それは今後も変わりません。しかし、稼ぐことに追われるばかりでは、お金を得たとしても、はたしてそのとき暮らしは充実しているのか、何にお金を使い、どう活かすのか、そして、何のために農家になったのか、わからなくなるように思いました。

IMG_3232

風呂を沸かし暖をとるために木を伐ることをおぼえたり、農業に使う資材を身近に手に入るものでこしらえたり、そんなことをしていたら仕事にならないのではと思っていたことも、やり始めてみれば、家や畑の陽当たりを確保することに繋がり、鬱蒼とした竹薮の伐採も、それを使うからという理由ができたことで、やる気が出てきました。

少しずつでも、先ずは自分でやってみる方向に頭を切り替える。そのことで身につく知恵が確かにあり、そのことでしか得られないリアリティーがあります。

改めて暮らしについて考えるとき、自分たちの価値観や物事の考え方やとらえ方の軸が暮らしにあることに思い至ります。しかし、それは生まれ育った大阪を離れ、農業をすると決めたとき、そうなることを意識していた、といいますか、その軸を作り育てていく場として、今の暮らしを選んだのだと思います。世間の流れに対して自分なりの考えを出し、それを仕事に昇華する。

身につけなければならないことは山ほど有り、退屈する暇もありません。

 

 

 

いく農園の日々、今日は、、、

 

life」への2件のフィードバック

    1. ヨメ

      マユール、そう、それ。生業。
      ここで暮らし始めてから、働くという行為のとらえ方が自然に変わってきました。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です